ノーマル・ルートはひとまず終了
「温故知新」と「大ジェードル」やってから、ノーマルルートを立て続けに3本とは、やる順番が違う気がしますが、前半の2本は殆どセカンドかサードなので、自分でやった感が少なかった。この度の地蔵岳東陵ノーマルルートリード3本は、とても自分自身のスキルアップになりました。
1Pは3本くらいあるルートの内、いつもは右側を登るのですが、今回は左側ルートを登って見る事に。1ピン目から2ピンが少々手がなく手こずりましたが、後は難なく行けました。
2Pにある中と左側はそんなに難しくはないと思いますが、右側ルートだけが出だしの1ピンから3ピンまでが悪いです。未だにA0で突破です(泣)
(写真は2P終了点より)
ロープが走る3Pは比較的簡単で、コンテでと考えたくらいです。
(写真は2Pの終了点より不行岳と地蔵岳)
2Pの終了点より右を向けば、滑り台や新設されたクラックルートがあります
4Pクラックに体を突っ込みながらスタートします。超えれば難なく行けますが、出だしカムがあれば安心感が増しました。
4Pの終了点、ビレイは写真に写っていない松の木です。写真にあるのは枯れてますから使われていないようです。5Pは稜線をコンテで移動します。
6P馬の背ですが、ここもコンテです。写真に見えるのは、中間地点の慰霊碑です。この慰霊碑を超えるとコルがあり、更に壁を登り、6Pの終了点に出ます。
最終ピッチ7Pのスタート地点、7Pの壁は垂直で切り立った岩を登る感じです。
ルートは色々あるようですが、今回はトラバースで、写真右側へ出るルートを選択しました。
今回ここでミス、ツインロープの設置に失敗して、かなり重たいロープを引きずり上げる破目に・・・後続のビレイも激重でした(反省)
3回連続付き合ってくれたY田さんには感謝です。これで何とか「連れて行ける」自信がつきました。次はどこを??と帰り道相談しながらの下山でした。やはりゲレンデのクライミングもいいですが、マルチは登山の要素も含まれ、よりアルパインらしくて、毎回毎回新しい発見もあります。どちらかと言うとこっちが面白いですね。