八ヶ岳アイスクライミング【1日目】

2月13日、14日と長野県の八ヶ岳にアイスクライミングをやりに行って来ました。昨年、愛媛県の「高瀑の滝」以来のI崎さんに誘ってもらい、鳥取のＭ田くんと3人で楽しんで来ました。12日仕事を終え米子を20：30に出発、13日の早朝、8時時間をかけて到着しました。

登山口の気温はマイナス10度軽くある寒さに驚き、皮膚がヒリヒリする感じでした。準備を済ませ、07：00頃にスタート

この日は北沢方面に進み、ジョウゴ沢上部まで行く計画です。明日は看板にあるように南沢に向かいます。

重たいザックを担ぎながら、比較的整備の整った登山道を歩きだしました。

すると堰堤に青くて硬そうな氷が出現。このような滝？は至る所にありました。山陰には雪があっても、あまりお目見えしないので、これから現れる滝の数々を楽しみに歩きます

水分補給をしながら、まずは赤岳鉱泉を目指します

谷に出ると、大同心でしょうか？見事な岩山が出現しました。登ってみたい気持ちで一杯でした

09：00　2時間かけて赤岳鉱泉に到着。Ｍ田くんも大同心に目が釘付けでした

アイスキャンディーがお出迎えをしてくれました。ここで山小舎泊して、何日か練習してみたいと思う私です(^^;)

ここでアイゼンとガチャ類を装着して、硫黄岳・赤岩ノ頭方面へ向かいます

林を抜け、沢をたどるとここでも大同心が見えて来ました。いつかはルンゼにも行って見たい気持ちになりました。

09：50　ついにジョウゴ沢Ｆ1に到着です。ここまで約3時間歩きました。やれやれと言った感じです

バイルを取り出していると・・・

「ここはロープなしで！」「無理そうなら隣のナメ滝行ってください」と、私はもちろん迷わずナメ滝へ(^^;)

そしてＦ2到着、いよいよ登攀開始です。まずはI崎さんのリードでスタートです。氷も状態良く快適に登れそうでした

全貌はこんな感じです。階段状になっている部分もあり、私でもなんとか出来そうな感じでした。

リードの図ですが、この辺りから多少難しくなってくる感じです。しかしI崎さん一つ上の先輩ですが、カッコえぇ～！

見てるとクライミング同様、きれいに登られる感満載でした

そして私がセカンドでスタート

なんとかなるモノですね、きれいにとは言えないスタイルだったと思いますが、迷惑かける事なく突破できました

その後、Ｍ田くんもあがり、更に上を目指します

しばらく歩くと「乙女の滝」？だと思いますが、出て来ましたが・・・

どうやら普段と違う形成をしているようで、氷自体も薄くたたけば割れそうな感じがしたので、ここはやめる事にしました

そして一度下り、「ナイアガラの滝」へ向かう事に。途中ゴルジュにツルツルのナメ滝がありました

ルンゼが出て来ました。まずまず歩きやすい場所でした。ここまで来ると稜線が近くに見えて来ました

ルンゼをつめて、振り返る

そして正面を向くと、これがナイアガラの滝だそうです。ですがなんだか様子が違うとI崎さん。薄い氷が何本にも別れ、ここでも叩けば崩れそうな氷質。しばらく考えておられたのですが、時間も少ないのでやめる事になりました。残念ですが次回に期待です

まるでサメが口を開いてるようです。なんでこんな形になるんでしょうかね？

靴の紐をしめ過ぎた為か、外反母趾の痛みが限界に近かったので良かったかも（笑）

帰りは慎重にバックステップで。滑ると数十メートル流されますので・・・

やっとこの辺りまで帰って来ました。

そしてお待ちかねの「キムチ鍋」！I崎さんが食材からすべて準備してくれました。ほんと感謝です。山に来てキムチ鍋を頂けるなんて最高です。腹もいっぱいになり、20：00には爆睡で一度も目が覚める事なく、朝まで寝てしまいました。

【2日目に続く】